2013年12月4日水曜日
ガーデンマスター1
ガーデンマスターそれはあるものにしか与えられない。伝説の称号である。
これを手にしたものはガーデンマスターと呼ばれ民衆からはガーデンマスターだ!
ガーデンマスター様!と歓声、脚光を浴びるのだ
またガーデンマスターの称号を手にしたものは
どんな汚いゴミでもその右手一つでそれを植物に変えることさえできるのである。
その称号、能力を手にしているものは過去に2人しかいなくまたこの称号を手にするために
死んでいったものも少なくはない。
そんな称号を欲する一人の若者がまた現れたのである。
それが私である。
私はガーデンマスターの称号を得るために近隣のホームセンターでアルバイトをすることに決めた。 ここで働けばガーデンマスターになるための近道になると考えたからである。
しかしいざ働いてみると夢と現実の世界は全く違ったのである。
そもそもいままで修行をしてきたガーデンマスターになるための能力などひとつも発動することはなく、また植物にもあまり触れることはできない。
そんな私に与えられた部門が店内園芸商品である。
植物なんて一切関係のない部門である。
芝刈り機や剪定バサミや鎌やナタなどの近接武器や
ホースやノズルなどの散水攻撃武器
敵を捕獲するためのネット
魔物を退治するための薬や、
有害な植物を始末する噴霧器や除草剤などが
私の担当になってしまったのである。
これはもう事件である。
今までの鍛錬は全て無駄になってしまった、
そんななか私に希望を与えてくれたのがSさんである。Sさんは植物担当の将来ガーデンマスターになるのではないかという方である、私は彼を師匠と呼ぶことに決めた。
師匠に出会ったことにより私のガーデンマスター人生はまた大きく変わっていくのであった。
第一話おわり
はい当方ホームセンターの園芸コーナーでバイトをしてます。
植物?興味ないです。
こんくらい頭おかしくしないとバイトなんてやってられません。
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